股腹・江戸和装小物専門店~江戸の粋を彩る職人技 上田屋
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股腹にこだわる理由

上田屋

誂え物の股引・腹掛け(股腹) にこだわる理由。そして、今後の上田屋の展開

誂え物の股引・腹掛け(股腹) にこだわる理由。

上田屋のこだわりの商品の股引・腹掛け(股腹)は、昔から鳶職人やお祭り用品としても愛用されている商品で、先代の上田屋の店主である父からの贈り物です。
父は生前は東京の練馬で50年以上鳶職人や祭り用品を中心に仕立物をしてまいりました。股引・腹掛け(股腹)はその仕立物の中で、父が一番大切に作っていて、お客様にも満足をいただいていた商品です。
上田屋の後を継ぎ、仕事をし始めた2010年に人が一番欲しいものをと考えて一番最初に商品化したのは、誂え物の股引・腹掛け(股腹)です。
みんなで、父の縫い上げた商品をほどき、研究し、試行錯誤しながら、気前の良い父のお客様であった方々が身体を貸していただいて、お客様が注文をし続けていただいたおかげで、現在では安定した股腹が商品として作れるようになってまいりました。
お客様、一人一人と会話しながらお客様の体型や、身体の癖などを理解して採寸させていただいております。私たちは上田屋は女性の集団なので大半のお客様が男性である上田屋のお客様の体型や体の癖などわからないことがたくさんあります。それも、お客様と相対することで解決して身体にぴったりで、履き心地、着心地のよい誂え股の股腹を作ってまいります。
「すごく良かったよ」と最近お電話をいただくことも多くなってまいりました。日々精進とみんなでやらせていただいております。
誂え物の股引・腹掛け(股腹)がこれからも伝統のものとして、世の中に息づくように精進してまいります。これからもよろしくお願いします。(都)

そして、今2015年

今年、2015年はストレッチの股腹のご注文を数多くいただいております。
身体の癖も大切ですが、生地の癖もいち早く見抜くのもプロの仕事と考えております。
足はピタッとして、おしりの被りは大きくと…

現在は既製品を中心に卸させていただいております。
股引は、ゴム仕様のものもあり時代に沿ったものもございます。
また、誂えの股腹も同時に大切にしていきたいと考えております。
先代が残してくれた古き良き物も大切にしながら、新しいものにも挑戦していきたいと考えております。

綿ブロード