股腹・江戸和装小物専門店~江戸の粋を彩る職人技 上田屋
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お仕立物(縫製)にこだわる理由

上田屋

お仕立物(縫製)にこだわって商売させていただいております。
ぜひ、お手にとってお確かめください。

お仕立物(縫製)にこだわる理由

よく、なぜ上越なの?
なぜ?田中と一緒にやっているの?
と聞かれます。
ちょっと失礼だな~と思いながら(笑)
しまいには、よくお店続けてられるね~と(笑)
上田屋のお客様は、正直で(笑)
そして、最近ではなぜ??

下北沢なの?

と聞かれます。
下北沢の話は話がずれるので下北沢の話の中でします。

インスピレーションです。感のようなものです。

これ、と思ったものは昔から「やってはやめて」を繰り返しその中で、気が付くとスキルだけがついて(笑)私は、ある程度はなんでもできる万能な人間になっていて…

ただ、唯一と言ってもいいほど「縫製」はできず…

それは、子供のころから先代である父を見て、それを支える母を見て
どんなにやっても両親のように縫製ができる自信は全くなかった私です。

そんな中、6年前に田中と出会い、今現在いてくださる縫子さんんと出会い。
縫子さんの縫いが「先代を超えている」と評判で家業が受け継がれるとほっとしています。

そして今、その縫子さんの縫物の仕上げをしてくれているバイトさんが、突然縫製ができるようになり(笑)仕立物の腕も上がり、幅がどんどん広がっています。
いずれは、アルバイトさんが縫製工場を作ることになりそうな予感です(笑)

私のできない縫製をやってくれる縫子さんの「縫製力」を維持して商売を広げていきたいと考えております。

先代から引き継がれてた「上田屋」を知っている私にしかできないことをみんなに伝えて古き良き物伝統を繋いでいきたいと考えています。

先代は、はさみ一つで裁断して型もなく、お客様の身体にあった股腹を作っていました。
これを見習って縫子さんにははさみ裁断をお願いしています。

上田屋の商品は、ピーンと気の張った見栄えがよく、綺麗な商品であることを心掛けています。
職人の技をいつまでも絶やすことなく、伝えていけたらと考えております。

綿ブロード